現人神とは? わかりやすく解説

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現人神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 02:52 UTC 版)

現人神(あらひとがみ、旧字体: 現人神󠄀)は、「この世に人間の姿で現れた神」を意味する言葉。現御神現つ御神現神現つ神明神とも言う(読みは全て「あきつみかみ」又は「あきつかみ」のどちらかである。)。荒人神とも書く。 また、生きながらも死者と同じ尊厳を持つ。という意味もある 「人間でありながら、同時にである」という語義でも用い、主に第二次世界大戦終結まで天皇を指す語として用いられた。後述する「人間宣言」では「現御神」の語を使用している。 本来は一定期間カミオロシなどのシャーマニズム的行為を続けた人間を指す言葉であった。


  1. ^ 日本書紀、巻第七
  2. ^ <例として新都を讃える第六巻の1050番の長歌は「明つ神 我が皇の 天の下 八島の中に 国はしも 多くあれども」と冒頭で表現している。
  3. ^ 『万葉集』、第6巻、1020-1021。住吉大神は人の姿として現れ、船海の安全を司ると信じられていた。
  4. ^ 小林よしのりはこれに対し、この条文は「天皇の神聖不可侵」=「天皇の名誉や尊厳を汚してはならない」の意味であるとしている。(小林、ゴーマニズム宣言スペシャル・天皇論P153~168・P250)
  5. ^ 訓読日本書紀. 中』黒板勝美 編 岩波書店 p.229(国立国会図書館)
  6. ^ 『山陰中央新報』平成24年8月7日(4)「国造を生神様として崇拝・尊福ゆかり霊験持つ湯釜が人気」


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