日本の私立図書館とは? わかりやすく解説

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日本の私立図書館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 14:47 UTC 版)

私立図書館」の記事における「日本の私立図書館」の解説

広義には国・公立図書館対し民間団体個人設立運営する図書館総称していう。私設文庫ともいい、また、個人設立したものは個人文庫ともいう。 狭義には、図書館法上の規定である、「図書記録その他必要な資料収集し整理し保存して一般公衆利用供し、その教養調査研究、レクリエーシヨン等に資することを目的とする施設」(第2条)のうち、「日本赤十字社又は一般社団法人若しくは一般財団法人設置する図書館」(第2条2項)をいう。1950年図書館法制定当時は「民法34条の法人」(公益法人)と規定されていたが、1952年の日本赤十字社法施にともない日本赤十字社追加され、さらに、公益法人制度改革にともない2008年から現行の規定となった。ただし、この規定当てはまる私立図書館少なく文部科学省の『平成30年度社会教育調査』(2018年10月1日現在)では22館、日本図書館協会の『日本図書館 統計名簿 2019』(2019年4月1日現在)では19となっている。それ以外民間団体企業など)や個人設立運営する図書館は、図書館法上は「図書館同種施設」(第29条)に分類される私立図書館公立図書館異なり利用者から入館閲覧に際して料金徴収することを妨げられていない図書館法28条)。また多く私立図書館設置者意図沿った資料収集公開を行う専門図書館であることが多い。 かつては地元篤志家によって成立された私立図書館日本中に数多くあったが、運営資金問題から継続性乏しく、また公共性鑑みて公立衣替えしたところも多い。

※この「日本の私立図書館」の解説は、「私立図書館」の解説の一部です。
「日本の私立図書館」を含む「私立図書館」の記事については、「私立図書館」の概要を参照ください。

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