日本の戦後の調査による有効率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:16 UTC 版)
「特別攻撃隊」の記事における「日本の戦後の調査による有効率」の解説
戦史叢書、安延多計夫(最終階級は海軍大佐)の算定による。ただし陸軍の機数が集計未完成につき確実性を欠く。 フィリピン戦~硫黄島戦沖縄戦合計特攻実施機数 海軍315機 陸軍253機 海軍983機 陸軍932機 海軍1,298機 陸軍1,185機 命中もしくは有効至近命中 154機 256機 410機 奏功率 27.1% 13.4% 16.5% 被害艦数 129隻 229隻 358隻 1945年2月14日から菊水十号作戦(6月22日)までの、日本海軍航空隊の出撃機数は以下の通り(機数は延べ機数)。 出撃基地攻撃機哨戒偵察機制空直援機合計九州基地より出撃 3,167機 919機 3,004機 7,095機 台湾基地から出撃 580機 94機 109機 783機 通常作戦機合計 3,747機 1,013機 3,113機 7,878機 特攻機合計 1,868機 1,868機 特攻の定義や用いられた資料により、出撃回数・出撃機数・帰還機数・戦果といった算定は変わる。航空特攻の命中率に関しては以下のような主張がある。全期間を通じての命中率一六・五%とする説、出撃総数約3,300機、敵艦船への命中率11.6%、至近突入5.7%、命中32隻、損傷368隻とする説、出撃機数2,483機、奏功率16.5%、被害敵艦数358隻とする説などがある。
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