日本の専門学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 03:06 UTC 版)
「専修学校」も参照 校種および課程法定の独占呼称設置者種別専門課程を置く専修学校 専門学校 国公私立 高等課程を置く専修学校 高等専修学校 国公私立 すべての専修学校 専修学校 国公私立 各種学校 なし 国公私立 無認可校 なし 法定外 学校教育法が定める正規の学校であり、「職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、または教養の向上を図ることを目的として組織的な教育を行う」教育施設を専修学校といい、次の各号の全てに該当する必要がある。 修業年限が1年以上 授業時数が文部科学大臣の定める年間授業時数(800時間)以上 教育を受ける者が常時40人以上 このうち、後期中等教育修了者を対象とする専門課程を置くものを「専門学校」と称することができる。あくまでも「専門課程を置く専修学校」であり、専門課程を置いていれば他に高等課程(前期中等教育修了者対象)や一般課程を置くこともできる。すなわち、「専門学校」と称する専修学校(以下「専門学校」)の「専門課程」に在籍する者がいるのはもちろんのこと、専門学校の「高等課程」に在籍する者や、専門学校の「一般課程」に在籍する者もいる。 「専門学校」の名称を使用する義務はないため、専門課程を置いていても「専門学校」と称しない専修学校もあり、大原簿記学校などの例がある。竹早教員保育士養成所のように「学校」ではなく「養成所」と称する専門学校もある。逆に専門課程を置いていなければ「専門学校」と称することはできないため、TACやLEC東京リーガルマインドといった、いわゆる資格スクールを「専門学校」と呼ぶのは誤りである。 なお、専門課程を置かずに高等課程を置く専修学校については「高等専修学校」と称することができる。
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