日本の商業大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 04:12 UTC 版)
日本の商業大学において大部分の大学ではUniversity of Commerceが使用されている。横浜商科大学はCollege of Commerce、北海商科大学はSchool of Commerce、名古屋商科大学はUniversity of Commerce & Businessを使用している。 ただし、名称に関するものは法的な基準に因るものではなく、特に戦後の学制改革以後の私立大学においては、学校経営・運営側の方針に基づく慣習的なものに因るものが多い。(学制改革以前は比較的厳密な基準で施行されていた。詳細は当該項目を参照の事。) 日本国内においては、正式な和名や英名においてどのような名称を名乗るか、或いは、単科大学なのか否かの区分に関しては、その大学の内容との絡みにおいてもさして意味を持たないものになっている。近代日本の商業教育における出発点として明治期に福澤諭吉により設立された簿記講習所をはじめとする各種学校を背景として、商法講習所(現・一橋大学)、三菱商業学校(慶應義塾分校)、大阪商業講習所(現・大阪市立大学)が設立され、その後大学へ発展的に継承されている。 日本初の商科大学は、日本初の国立商業学校である東京高等商業学校が、1920年の大学令で大学に昇格して誕生した、官立旧制東京商科大学(現一橋大学)である。
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