日本の商標登録問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 14:15 UTC 版)
「シカゴ・カブス」の記事における「日本の商標登録問題」の解説
2000年10月、ナショナルリーグなどを統括するメジャーリーグベースボールの知的財産権を管理するアメリカ国内の企業が、日本の特許庁へシカゴ・カブスのロゴの商標登録を出願したが、「カブスのロゴの『UBS』部分がスイスの金融機関『UBS』に酷似している」として、特許庁は認めなかった。同企業はこれを不服として審判を申し立てたが、同庁は2006年9月、審判請求を認めないとの審決を出し、改めて却下した。 そのため、同企業が特許庁の審決は誤りとして、審決の取消を求める訴訟を起こした。知財高裁は2007年8月8日、「カブスのチーム名は広く知られ、そのロゴもまた日本で知られている」として、特許庁の審決を取り消した。
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