日本のラジオネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 14:35 UTC 版)
「ラジオネットワーク」の記事における「日本のラジオネットワーク」の解説
日本の民間放送において、ラジオネットワークは、音質や内容が良質な番組の供給、スポンサーの確保など、営業の側面から構築されてきた(テレビ局がニュースネットワークを軸に関係を強化していったことと対照的である)。大都市圏以外の放送局はAMラジオ・FMラジオごとに「一地域一局」という設置事例が多く、このうちAMラジオ局の場合は複数(クロスネット局)、FMラジオの場合はいずれか単独のネットワークに加盟をしている場合が多い。 番組を送り出す局は「キー局」と呼ばれる。 ラジオネットワークに属さない局は独立局、もしくは独立ラジオ局と呼ばれる。 ネットワークを越えて番組が放送される事例は番組販売、系列外ネットを参照。 AMラジオ ジャパン・ラジオ・ネットワーク(JRN) - 1965年5月2日設立 全国ラジオネットワーク(NRN) - 1965年5月3日設立 地方民間放送共同制作協議会(火曜会) - 1952年結成。番組共同制作のための組織であり、「キー局のないネットワーク」と呼ばれるなど、ラジオネットワークの1つとして扱われる場合がある。 FMラジオ 全国FM放送協議会(JAPAN FM NETWORK、JFN) - 1981年5月設立 JAPAN FM LEAGUE(JFL) - 1993年10月1日設立 MegaNet - 1999年12月1日設立 全国FM連合 - 2003年9月24日設立。NHK-FMと放送大学を除く53の民放FM全社が加盟している。 JFLとMegaNetは通常のラジオネットワークとはやや性質が異なり、基本的にほとんど番組交換を行わず、企画などのやりとりがメインである。全国FM連合は、「Now on Air(放送中楽曲情報サービス)」の共通化など、技術協力がメインである。
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