日本のテーブルウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 19:06 UTC 版)
「テーブルウェア」の記事における「日本のテーブルウェア」の解説
日本の陶磁器の食器は数世紀に渡って生産されている。ひと揃いで生産、販売されることが多い西洋諸国と異なり、日本では供される料理の種類に必要なだけの食器を食卓に並べる。和食は通常一人分が小量であるため、料理と調味料用に使う小さな皿と椀の数種類を一人に配膳することになる。和食の配膳は、食事の外観を強調することにより、部分的に料理の対比を示す。それぞれの茶椀と皿は異なる形状、色、模様である。 配膳位置和食一人向けの基本的配膳は次の通り。 麺どんぶり ご飯茶椀 汁椀 2つまたは3つの直径3 in (76 mm)から5 in (130 mm)の浅皿 2つまたは3つの直径3 in (76 mm)から5 in (130 mm)、深さ1 in (25 mm)から3 in (76 mm)の小鉢 正方形または長方形の皿、魚料理用 3つの直径3 in (76 mm)から5 in (130 mm)の皿、調味料用 竹簾付き蕎麦皿 ソース皿 箸と箸置き 1回の食事にすべての皿と椀が必要ではない。ご飯茶椀、汁椀、2つか3つのおかず用小皿、2つか3つの調味料用皿が一人向けの通常の組合わせである。様々な配膳椀と大皿もまた、典型的な食卓で使われ、醤油さし、天ぷらつゆや他のソース入れ、急須と茶椀、茶托もまた配膳される。
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