日本における課題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:31 UTC 版)
第二次世界大戦後、日本には病院船がなく長らく導入を巡った議論が行われてきた。与党内で議論が活発になったのは阪神淡路大震災後、自民党の衛藤征士郎(1995年8月に防衛庁(当時)長官に就任)が、党内で「病院船建造の研究会」を作った。2011年に起きた東日本大震災後の4月に「病院船建造推進、超党派議員連盟」を発足。ともに議論を行ったが、実現できなかった。 令和に代わり、2020年に発生した、イギリス船籍の「ダイヤモンドプリンセス」における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染で問題となった。同船は横浜港に寄港し、検疫封鎖中に多数の感染者を出した。(「クルーズ客船における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」を参照)。同年2月27日に「災害時医療等船舶利用活用推進議員連盟」を発足。。前述のとおり2021年6月11日に病院船推進法が成立し、3年以内に施行される。
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