日本における諸侯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 15:02 UTC 版)
日本では、江戸時代に将軍によって与えられた所領を支配した大名を、講学上、古代中国になぞらえて諸侯(大名諸侯)と呼び、その所領を藩と呼んだ。 1869年(明治2年)6月17日に明治新政府は版籍奉還を行い、旧藩主は領地・領民を返還して藩知事となる。同時に新政府は公卿・諸侯の呼称を廃止して華族制度が導入され、諸侯285家が華族として認められた。公卿から華族に列せられた家は一般に公家華族と言われるのに対し、諸侯から華族に列せられた家は武家華族と呼ばれる。
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