日本での出版順序
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 06:25 UTC 版)
「スワガー・サーガ」の記事における「日本での出版順序」の解説
ボブ・リー・スワガー三部作と『ダーティホワイトボーイズ』は同じシリーズであるにもかかわらず日本では発行順序が前後した。日本での発行順と発行年月、発行元は以下の通りである。 (本来の発行順:2)『ダーティホワイトボーイズ』 1997年2月 扶桑社 (本来の発行順:3)『ブラックライト』 1998年5月 扶桑社 (本来の発行順:1)『極大射程』 1999年1月 新潮社 (本来の発行順:4)『狩りのとき』 1999年9月 扶桑社 『ダーティホワイトボーイズ』がシリーズ番外編であり、先行する『極大射程』とはストーリーに直接の関連がない独立した一作として受け取れたため、このような現象が起こったとされている。続いて発行された『ブラックライト』は『ダーティホワイトボーイズ』とは密接な関連を持っているが『極大射程』とは関連が薄かったため、発行順序が狂った影響は少なかった。翌年にようやく第1作の『極大射程』が新潮社より発行、その8か月後に『極大射程』の直接的な続編かつ三部作完結編の『狩りのとき』が発行されたが、この際にも順序が逆になる可能性、すなわちシリーズ第1作がシリーズ完結編の後に発行されるという、前代未聞の珍事が起こる可能性があったことを、『極大射程』の訳者が作品の解説の中で認めている。 また、2017年の『G-MAN』発行の際には、原書『G-MAN』のアメリカでの発売日2017年5月16日よりも1か月以上も早い2017年3月29日に日本語版『Gマン 宿命の銃弾』が発行され、原書の本国発売よりも先に海外で翻訳版が発売されるという、前代未聞の珍事が実際に発生した。
※この「日本での出版順序」の解説は、「スワガー・サーガ」の解説の一部です。
「日本での出版順序」を含む「スワガー・サーガ」の記事については、「スワガー・サーガ」の概要を参照ください。
- 日本での出版順序のページへのリンク