日光国立公園観光株式会社
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「田母沢御用邸付属邸」の記事における「日光国立公園観光株式会社」の解説
県策会社として、資本金1,000万円のうち栃木県が40%出資し、皇室財産から物納されて国有財産となった日光の3御用邸(田母沢御用邸、田母沢御用邸付属邸、山内御用邸)を栃木県を通して借受、旅館・ホテルを運営する会社として1948年(昭和23年)6月に設立された。1948年に栃木県観光協会から御用邸本邸を田母沢本館、付属邸を田母沢別館として宿泊業の運営を引き継いだほか、山内の個人所有の別荘(現・明治の館)を借り受け外国人専用宿泊施設として営業開始、1949年には千手が浜と光徳の野営場および湯元のスキーロッヂの営業開始、1950年(昭和25年)には日光駐車場(現・日光市営西参道駐車場)を県から借受し営業、1955年(昭和30年)に御用邸本邸の一角に動植物や昆虫の標本などを展示していた日光国立公園博物館の経営受託。1963年(昭和38年)に東武鉄道傘下となった。御用邸本邸は、1996年に国に返還した。
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