方角火消とは? わかりやすく解説

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方角火消

読み方:ホウガクヒケシ(hougakuhikeshi)

江戸消防組織の一。

別名 大名火消(だいみょうひけし)


方角火消

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 01:29 UTC 版)

火消」の記事における「方角火消」の解説

方角火消(ほうがくびけし)は、明暦3年1657年)、第4代将軍徳川家綱の時代にはじまる火消明暦の大火直後大名12名を選び桜田筋・山手筋下谷筋の3組編成した火消役はじまりである。大名火消一種で、担当区域火事発生する駆けつけ消火に当たることとなっていた。元禄年間にかけて東西南北4組改編され、方角火消と呼ばれるようになった正徳2年1712年)、5方角5組改編享保元年1716年以降大手組桜田組の2組(4名ずつ計8大名)に改編され、火事の際はそれぞれ大手門桜田門集結した大手組桜田組への改編後は、主に江戸城延焼防止目的として活動し江戸城内の火事以外では老中指示受けてから出動した消火主力ではなく火元から離れた場所で火を防ぐため、防大名(ふせだいみょう)とも呼ばれた担当参勤交代江戸滞在中の大名から選ばれ屋敷では通常より高い火の見櫓建築許された。方角火消や所々火消定員大名石高によって異なっていた。1万石以上で騎馬3-4騎、足軽20人、中間人足30人10万石以上で騎馬10騎、足軽80人、中間人足140-150人。20万石上で騎馬15-20騎、足軽120-130人、中間人足250-300人、などである。

※この「方角火消」の解説は、「火消」の解説の一部です。
「方角火消」を含む「火消」の記事については、「火消」の概要を参照ください。

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