所々火消とは? わかりやすく解説

所々火消

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 01:29 UTC 版)

火消」の記事における「所々火消」の解説

所々火消(しょしょびけし)は、寛永16年1639年)にはじまる火消同年江戸城本丸火事となったことを契機に、江戸城内の紅葉山霊廟対す消防役を、譜代大名森川重政命じたことがはじまりである。この所火消は、後述大名火消の中で担当場所が定められいたものであり、幕府にとっての重要地火事から守るため設けられた、専門火消役であった。 所々火消が定められた場所は元禄年間にかけて増加し江戸城各所をはじめ、寛永寺増上寺などの寺社両国橋永代橋などの橋梁本所御米蔵などのを、36大名担当するようになった。のちに享保7年1722年)、第8代将軍徳川吉宗により、重要地11箇所それぞれ1大名担当させる方式改編された。担当場所は、江戸城内の5箇所紅葉山霊廟大手方・桜田方・二の丸吹上)、城外3箇所浅草御米蔵本所御米蔵本所猿江材木)、寺社3箇所上野寛永寺芝増上寺湯島聖堂)である。江戸城内の最重要地に対する所々火消は譜代大名命じられ外様大名命じられたのは本所御米蔵など江戸城外の施設であった

※この「所々火消」の解説は、「火消」の解説の一部です。
「所々火消」を含む「火消」の記事については、「火消」の概要を参照ください。

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