新鶴温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 04:30 UTC 版)
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温泉情報 | |
所在地 | 福島県大沼郡会津美里町 |
座標 | 北緯37度31分 東経139度49分 / 北緯37.51度 東経139.81度座標: 北緯37度31分 東経139度49分 / 北緯37.51度 東経139.81度 |
交通 | 鉄道 : 只見線根岸駅より徒歩約20分 バス : 会津若松駅前より新鶴温泉行きで約50分(日祝日運休)、新鶴温泉下車 道路 : 磐越自動車道 新鶴SICより約5分、会津若松ICより約20分 |
泉質 | 単純温泉 |
泉温(摂氏) | 45.6 °C |
湧出量 | 毎分300L |
新鶴温泉(にいつるおんせん)は、福島県大沼郡会津美里町にある温泉。
泉質
温泉地
ボーリングによって1987年(昭和62年)、45℃・300L/分の温泉噴出に成功[1]。新鶴温泉村民健康センターがオープンとなったが、予想の6倍を超える利用客により手狭になったため、ふるさと創生事業によって新たな温泉施設を整備[1]。1990年(平成2年)8月に、温泉のほか健康トレーニングルーム、休憩室、軽食喫茶、売店などを備えた日帰り入浴施設「新鶴温泉健康センター」が開設された[1]。1992年(平成4年)12月には15部屋・69名宿泊可能な宿泊研修施設「ほっとぴあ新鶴」が併設された[2][3]。
2023年4月からは新鶴温泉健康センター、ほっとぴあ新鶴の2施設が民間の共生(本社・会津若松市)に譲渡され、「新鶴温泉んだ」としてリニューアルオープンした[4]。特産の朝鮮人参を利用した「にんじん風呂」もあり、またお膳にも「にんじんの天婦羅」が添えられ共に人気が高い。
周辺
温泉地は新鶴地域の高台にあって東に磐梯山が一望でき、夜は会津盆地の夜景の眺めがよい。また、温泉の東側に広がる丘陵地帯は水はけが良いため、一面ブドウ棚になっており、食用の他にワイン用ブドウも多く栽培されている。
すぐそばには温泉施設と同時期の1990年代に整備された「ふれあいの森スポーツ公園」があり[5]、球場、運動場、テニスコート、キャンプ場、アスレチック等があり、一日中楽しむことができる(球場、テニスコート、キャンプ場等は要予約)。近くには細菌学者野口英世ゆかりの中田観音があり、また車で20分程度の所には伊佐須美神社や春日八郎記念公園・おもいで館がある。
アクセス
- 鉄道 : 只見線根岸駅より徒歩約20分。
- バス : 会津若松駅前より会津バス新鶴温泉行きで約50分(日祝日運休)、新鶴温泉下車。
- 道路 : 磐越自動車道 新鶴SICより約5分、会津若松ICより約20分
脚注
- ^ a b c 「温泉で村おこしの先輩 新鶴村 造った施設が思わぬ人気 更に、施設充実を検討」『財界ふくしま』、財界21、1992年8月、doi:10.11501/2832722。
- ^ 「地域活性化に"効き目"あり!――熱い!自治体運営の温泉施設の貢献度」『財界ふくしま』、財界21、1994年3月、doi:10.11501/2832741。
- ^ “1992(平成4)年12月6日 「ほっとぴあ新鶴」オープン祝賀会 「福島県 今日は何の日」”. 福島民報. (2023年12月6日)
- ^ “過渡期を迎えた公設温浴施設【会津編】”. 政経東北. 2025年6月29日閲覧。
- ^ 『ふるさと夢stage : 福島県内90市町村の創造力 地域づくり事例集』福島県総務部地方課、144-145頁。doi:10.11501/13130908。
参考文献
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
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- ふるさと新鶴村(新鶴村教育委員会)P104-105
- 福島民友新聞(2015/10/17付)P7
関連項目
- 会津本郷温泉 - 同じく民間譲渡された温泉施設
外部リンク
固有名詞の分類
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