新馬勝ち、オープンクラス昇格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 07:47 UTC 版)
「マルターズアポジー」の記事における「新馬勝ち、オープンクラス昇格」の解説
2月28日、武士沢友治を鞍上に、中山競馬場の新馬戦(芝2000m)に単勝オッズ11.3倍の7番人気で出走、スタートすぐ先頭に立ち、最終コーナーまで後続から逃げ、先頭で通過した。その最終コーナーで外に大きくふくれる場面を見せたが、インコースに修正しさらに差を広げ、最後まで先頭を譲ることなく入線し、新馬勝ちを収めた。この勝利は、父であるゴスホークケンの産駒のJRAのレース初勝利となった。武士沢は、「気性が激しいところがあって、物見に関しても敏感です。ハナに行ったらああいう形になり、迷惑をかけましたが、その気性で強い勝ち方ができました。まだ若いところがあります」と回顧した。 3月14日、同じ中山競馬場で同じ距離の、3歳500万以下(芝2000m)に、単勝オッズ19.1倍の7番人気で出走、ハナを奪い最終第4コーナーまで逃げ、先頭をキープしていたが、同じく先団を形成していた、2番手集団の丹内祐次騎乗マイネルポルトゥス、三浦皇成騎乗オルロフとともに後退し、勝利したストレンジクォークから0.7秒離された9着に終わった。 4月11日、福島競馬場のひめさゆり賞(芝2000m・500万下)に吉田隼人に乗り替わって出走、初めての福島と稍重の馬場ながら単勝オッズ5.2倍の3番人気に推された。2枠2番の内枠を生かし、ハナを奪い逃げ、最終コーナーから進出をはじめた杉原誠人騎乗のトーセンカナロアを1馬身退けて、2勝目を挙げ、オープンクラス入りを達成した。騎乗した吉田隼人は、「調教とは違って、ムキになって気負って走っていました。それでも道中はところどころで息が抜けましたし、小回りコースを生かせたと思います」と振り返り、2着のトーセンカナロアに騎乗した杉浦誠人は、「勝ち馬に(マルターズアポジー)うまく逃げられました」と話した。
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