新松阪駅 - 大神宮前駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 17:54 UTC 版)
「近鉄伊勢線」の記事における「新松阪駅 - 大神宮前駅」の解説
花岡駅には当時を偲べる物はほとんど残されていない。徳和駅の紀勢本線を乗り越えていたガードは架け替えられ、三重県道756号が通っている。県道が尽きる豊原琵琶垣内交差点付近からしばらくは小さな橋台がいくつか残っている。漕代駅跡付近からの線路跡は、現在は三重県道37号が通っている。伊勢有田駅 - 川端駅間の参宮線を乗り越えていたガードは、当時のまま道路橋に転用されている。この付近にも小規模な橋台がいくつか残っている。宮川を渡る鉄橋のトラスの一部は豊橋駅を跨ぐ陸橋に転用されて現存しているが、宮川橋梁自体を偲べる構造物は大神宮前方にある橋台のみである。宮川堤駅から大神宮前駅までの路盤は線路に転用されている。この区間にあった第1トンネル、第2トンネルは自動車用に改良され、それぞれ秋葉山トンネル、天神丘トンネルと名を変えている。山田西口駅跡には、跡地の敷地にある民家が「伊勢電山田西口駅記念室」として、壁には駅名標が再現され、伊勢電の資料室を設けている。大神宮前駅跡には伊勢市の設置した駅名標形の記念碑が建てられている。
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