新名神高速道路との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 05:43 UTC 版)
「名神高速道路」の記事における「新名神高速道路との関係」の解説
並行する新名神高速道路(新名神)は、名神とは異なり、四日市JCT- 草津JCTを東海道ルートに沿う。 新名神のうち、亀山JCT - 草津田上ICが2008年(平成20年)2月23日に部分開通した。豊田JCT - 草津JCTで伊勢湾岸道 - 東名阪道 - 新名神と経由すると、従来の東名・名神経由より34 km・約20分の短縮になる。 名神の関ヶ原IC付近では、長い勾配や悪天候(冬季の降雪など)により渋滞や事故が多発していた。また、名神・八日市IC - 大垣IC間は雪の降り方が強く、度々通行止めやチェーン規制になることがあり、愛知県豊田以東と滋賀県草津以西とを移動する約8割の車が新名神経由へシフトした。東名・名神経由の東京・名古屋 - 京阪神の高速バス(「ドリーム号」など)も、新名神への転換が顕著になっている。 このため、名神では一宮IC・米原JCT近辺の渋滞は減少する一方で、東名阪道では四日市IC - 亀山JCTの渋滞が悪化していたが、2019年(平成31年)3月17日に新四日市JCT - 亀山西JCTが開通したため、この区間の渋滞は解消された。新名神は現在、未開通の全区間(大津JCT - 城陽JCT、八幡京田辺JCT - 高槻JCT)が建設中である。
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