新呼吸とは? わかりやすく解説

新呼吸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 05:05 UTC 版)

Base Ball Bear > 新呼吸
新呼吸
Base Ball Bearスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル EMIミュージック・ジャパン
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • 2011年11月度月間27位(オリコン)
Base Ball Bear アルバム 年表
CYPRESS GIRLS
DETECTIVE BOYS
(2010年)
新呼吸
(2011年)
初恋
(2012年)
『新呼吸』収録のシングル
  1. yoakemae
    リリース: 2011年6月29日
  2. short hair
    リリース: 2011年8月31日
  3. Tabibito In The Dark
    リリース: 2011年10月5日
テンプレートを表示

新呼吸』(しんこきゅう)は、Base Ball Bearのメジャー4枚目のアルバム[1]

解説

  • 前作『CYPRESS GIRLS』『DETECTIVE BOYS』から約1年2ヶ月ぶりのリリース。
  • 公開プリプロダクションと銘打った前作(3.5th)を経てのアルバムであるため、4.0thフルアルバムと表記される。
  • 楽曲には、それぞれが歌っている1日の時間が割り振られている。また、3枚の先行シングルのカップリングにも時間が割り振られている。
  • 小出は「このコンセプトにしたせいで縛りが強く、制作が困難を極めた」「(こういった縛りでは)二度とやりたくない」と語っている。
  • 初回限定盤はダブル紙ジャケット仕様となっている。また、ビデオクリップ集『映像版「バンドBについて」第二巻』と同日発売となった。
  • 台湾盤が同年11月11日[2]にリリースされた。なお日本国内では台湾盤の販売はなされなかった。
  • CM作成に当たっては、ボーカルの小出祐介とCMプランナーの嵐田光が小出のTwitter上にて公開プレゼンを行い作成した。作成したCMは全部で15本あり、それらはすべて2度目の日本武道館公演を収録したDVDの初回盤に特典として収録されている。CM(グラデ篇)では「すべての、2011年に。」とのキャッチコピーがあった[3]
  • オリコンチャートの2011年11月15日付週間CDアルバムランキングでは、1万2,201枚を売り上げ5位にランクインした。
  • 本作リリース後、翌2012年1月3日に日本武道館にて『10th Anniversary tour(This Is The)Base Ball Bear part.2「Live新呼吸」』を開催。さらに、2012年5月から7月にかけて『TOUR 新呼吸』を、9月から11月にかけて『TOUR 新呼吸 take2』をそれぞれ開催した。
  • Base Ball Bearのリリースしたフルアルバムの中では今作が現時点では最も高いオリコン順位を記録している。

収録曲

CD
全作詞・作曲: 小出祐介、全編曲: Base Ball Bear。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「深朝」小出祐介小出祐介
2.「ダビングデイズ」小出祐介小出祐介
3.「school zone」小出祐介小出祐介
4.「転校生」小出祐介小出祐介
5.「スローモーションをもう一度」小出祐介小出祐介
6.short hair小出祐介小出祐介
7.Tabibito In The Dark小出祐介小出祐介
8.「ヒカリナ」小出祐介小出祐介
9.「夜空1/2」(作詞: 小出祐介・福岡晃子)小出祐介小出祐介
10.「kodoku no synthesizer」小出祐介小出祐介
11.yoakemae(hontou_no_yoakemae ver.)小出祐介小出祐介
12.「新呼吸」小出祐介小出祐介
合計時間:

楽曲について

  1. 深朝
    • 時間は“4”
    • 「しんちょう」と読む。眠らずに明けた朝で、深夜の次の時間帯を指している。
    • イントロがアルバムのCMに使用されている。
  2. ダビングデイズ
    • 時間は“7”
    • 小出はこの曲について『「(WHAT IS THE)LOVE & POP?」の頃の気持ちを引きずっている』と語っている。
  3. school zone
    • 時間は“9”
    • 自分はもう学生ではなく、スクールゾーンの中にいないことについて歌った曲。
  4. 転校生#* 時間は“13”
    • Transfer Girl」の続編にあたる曲。歌詞にも「Transfer Girl」という言葉が登場する。
    • 「転校生」というタイトルは元々、「Transfer Girl」のもう1つのタイトル案であった。
    • 「転校生」、「Transfer Girl」と同一のフレーズが登場する楽曲「(LIKE A)TRANSFER GIRL」が、2017年リリースの7thアルバム「光源」に収録されている。小出はこの3曲をまとめて<三部作>としている[4]
  5. スローモーションをもう一度
  6. short hair
    • 時間は“17”
    • 13thシングル曲
  7. Tabibito In The Dark
    • 時間は“19”
    • 14thシングル曲
  8. ヒカリナ
    • 時間は“21”
    • LISMOドラマ『REPLAY & DESTROY』主題歌
    • Base Ball Bearのキャリア初のドラマ主題歌。
    • タイトルは、「光りな」という言葉と、小出が作った架空の花「ヒカリナ」から。
  9. 夜空1/2 (作詞:小出祐介・福岡晃子)
    • 時間は“24”
    • 「よぞらにぶんのいち」と読む。
    • 作詞に福岡晃子 (チャットモンチー済)が参加している。
  10. kodoku no synthesizer
    • 時間は“26”
    • 『映像版「バンドBについて」第二巻』のエンドクレジットとしてMVが制作された。監督は遠藤主任。
  11. yoakemae(hontou_no_yoakemae ver.)
    • 時間は“27”
    • 12thシングル曲のアルバムバージョン。
  12. 新呼吸
    • 時間は“29”
    • アルバムのリードトラック。

脚注

  1. ^ 公式サイトなどでは「4.0th」と表記されていた。また、インディーズアルバム『HIGH COLOR TIMES』、3.5thアルバム『CYPRESS GIRLS』『DETECTIVE BOYS』を含めると通算7枚目となる。
  2. ^ Base Ball Bearの結成日にあたる。
  3. ^ BBB - 『新呼吸』(グラデ篇)TV-SPOT - YouTubeEMI Records Japan 公式チャンネル)
  4. ^ 小出祐介公式インスタグラムでのライブ配信(2017年4月14日深夜配信)より。

新呼吸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:43 UTC 版)

燦燦」の記事における「新呼吸」の解説

2021年12月8日配信リリースされ、2021年12月から2022年1月NHK『みんなのうた』で、アニメーション映像と共に放送された。同映像は、三浦振付をもとに、映像作家ユージンによって制作された。 2022年6月1日三浦が「Moffu」(モッフー)というキャラクターと共に踊るMVYouTube公開された。このモッフーの正体は、三浦長い共演歴があり親交の深いシットキングスメンバーNOPPOであることが、後に行われたインスタライブ明かされた。

※この「新呼吸」の解説は、「燦燦」の解説の一部です。
「新呼吸」を含む「燦燦」の記事については、「燦燦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「新呼吸」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新呼吸」の関連用語

新呼吸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新呼吸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新呼吸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの燦燦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS