文士部隊とは? わかりやすく解説

文士部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:54 UTC 版)

菊池寛」の記事における「文士部隊」の解説

1938年昭和13年)、内閣情報部日本文藝家協会会長寛に作家動員して従軍ペン部隊)するよう命令。寛は希望者を募り吉川英治小島政二郎浜本浩北村小松吉屋信子久米正雄佐藤春夫富沢有為男尾崎士郎滝井孝作長谷川伸土師清二甲賀三郎関口次郎丹羽文雄岸田國士湊邦三中谷孝雄浅野彬、中村武羅夫佐藤惣之助総勢22人で大陸へ渡り揚子江作戦視察翌年南京徐州方面視察帰国した寛は「事変中は国家から頼まれことはなんでもやる」と宣言し、「文芸銃後運動」をはじめる。これは作家たちが昼間全国各地陸海軍病院慰問し、夜は講演会を開くというもので、好評博し、北は樺太、南は台湾まで各地回った1942年昭和17年)、日本文学報国会設立される議長となり、文芸家協会解散翌年映画会社大映」の社長に就任国策映画作りにも奮迅する。

※この「文士部隊」の解説は、「菊池寛」の解説の一部です。
「文士部隊」を含む「菊池寛」の記事については、「菊池寛」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「文士部隊」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「文士部隊」の関連用語

文士部隊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



文士部隊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの菊池寛 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS