攻城砲の使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 22:21 UTC 版)
通常の砲兵が運用するものよりかなり大きな列車砲のような攻城砲は、長い射程と大きな破壊力を有するため、歩兵や戦車が近づけないような縦深陣地群やトーチカ群に対して用いられる。ただし、準備に時間が掛かり、兵站への負担も大きいため、重要な要塞の攻略など、その攻撃対象は限られる。一方、高初速の徹甲榴弾を用いた高射砲の水平射撃や、大型対戦車砲の直接射撃によって破壊することもあった。 例:1942年のセヴァストポリ包囲戦では、80cm 40口径の大砲を持つグスタフ列車砲および60cmカール自走臼砲が用いられた。
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