攻守のルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 14:43 UTC 版)
受け流し選択 (原語不詳)ゲームの開始前に、ペレヴォドノイ (転送、受け流し) のルールを使うかどうか選択する。 バルチック (прибалтийский)守りのカードを出すとき、同じランクの手札が別にあれば、一緒に出せる。こうすると、攻守が入れ替わる。もとの攻め手は、もとの守り手が一緒に出したカードすべてに対して、守りのカードを出さなければならない。 まわる (дорожный, круговой)デッキのカードをすべて手札として配りきり、山札を作らない。最後に配るカードは、全員に見せてから,配り手の手札に入れる。このカードのスートが切り札である。配り手の左隣から順に、時計回りに、出されている一番上のカードに勝つ手札を1枚その上に出すか、出されている一番下のカードを1枚取って手札に加える。カードが1枚も出ていないときは、好きな手札を出せる。ゲームに残っているプレーヤーの人数と同じ枚数のカードが出たら、捨て札として出ているカードを取り除き、最後にカードを出した人が次にカードを出す。出されているカードが取られてなくなったら、最後にカードを取った人の左隣が次にカードを出す。 中国式 (китайский)切り札表示はなく、スペードが常に切り札である。クラブの攻撃にはクラブでしか勝てない。攻め手は、好きな手札を1枚表向きにして出す。その左隣のプレーヤーから順に、時計回りに、表向きのカードの山の一番上のカードに勝つ手札を1枚、それまでの一番上のカードの上に表向きにして出す。こうして出されたカードが5枚になったら、捨て札としてゲームから除く。この場合、最後に手札を出したプレーヤーが、次の攻め手である。手札を出せないか、出したくなければ、一番下の表向きのカードを手に入れ、他のカードは捨て札としてゲームから除く。この場合、カードを取った人の左隣が次の攻め手である。 山札を残さずにすべてのカードを手札として配りきる人もいる。ランクの上下で10をKより上、Aより下とする人もいる。ゲームに残っているプレーヤーの人数と同じ枚数のカードが出たら、カードをゲームから除く人もいる。 チュホンスキー (чухонский)デッキのカードをすべて、なるべく全員の手札が同じ枚数になるように、手札として配りきり、山札を作らない。切札はない。1手目は配り手の左隣から、2手目以後は、配り手の左隣か右隣のどちらかから順に、時計回りに、出されている一番上のカードに勝つ手札を1枚その上に出す。何も出ていないときは、好きな手札を出せる。Aが出たら、出されたカードをすべて捨て札として取り除き、Aを出した人が、次に手札を出す。出せる手札がないか、出したくない場合、出ている一番上のカードを1枚取って手札に加え、残りを捨て札として取り除き、カードを取った人の左隣が、次に手札を出す。 お人よし(добрый)守り手が守りきれずにカードを取ったときも、順番を飛ばされずに次の攻め手になれる。 弱気(занудный)追加でない攻撃カードには、ランクが一番高い手札を出さなければならない。 トリョーシカ(трешка)追加でない攻撃カードには、好きな手札を3枚出す。攻め手の手札が2枚以下の場合、手札をすべて出す。
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