擬人化の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 20:39 UTC 版)
擬人化された世界では人と物が対等の立場にあるもの、あるいは生物、非生物が主役であり人が客観視されているものなどがある。表現としては創作の世界で動植物・無生物などが人格のある存在として描かれる、あるいは漫画・アニメ等で人間外の動物が動物の耳や尻尾を備えた人間の姿で描写されることなどもある。 異なる種の(擬人化された)動物が一緒に生活しているという世界設定の物語の場合、捕食-被食関係は無視されて「みんなお友達」として描写される場合と実際の動物と同様に捕食-被食関係が存在している場合とがある。 このような例は近世にも例がある。江戸時代の草双紙『心学早染草』(しんがくはやそめぐさ)では、人の心の善悪を善玉悪玉というキャラクターで擬人化している。
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