まき‐え〔‐ゑ〕【×撒き餌/×播き餌】
まき餌
まき餌(まきえ)とは、釣りを行う際に魚をおびき寄せるためにまく餌のこと。
主な材料
おびき寄せるのが目的であるため、冷凍のオキアミやアミなど安価なものが使われる。また、魚の視覚、嗅覚に訴えるために土やさなぎ粉を混ぜたりもする。
使用方法
サビキ釣りではサビキカゴに入れて使い、チヌ釣りなどではまぜた撒き餌を杓(しゃく)と呼ばれるひしゃくを小さくしたような道具で仕掛けを投下する付近に投げる。
撒き餌を入れるかごは、コマセカゴと呼ばれ、この時の撒き餌はコマセと呼ばれる[1]。
特徴
メリットは安価で釣果が比較的期待できることだが、デメリットもあり、混ぜるのに手が臭くなったり、外道(対象とする魚以外の魚)まで寄ってきてしまうことである。また、釣りの名所では撒き餌による海底の汚染が問題視されているところもある。
規制
東京都・茨城県・福井県では、漁業調整規則によってまき餌が禁止されている。(福井県では2020年12月1日より解禁される)[2]
脚注
- ^ 最低限の知識と道具で楽しむ マンガ海釣り超入門 第1巻 p63 著:原太一, こばらゆうこ 発行年:2023 サイト:books.google.co.jp
- ^ “まき餌釣り、実は福井や東京で禁止”. 福井新聞. (2020年10月15日) 2020年10月15日閲覧。
撒き餌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:42 UTC 版)
撒き餌とは、敵が見つけて拾うように何か物を落としておくことである。イラク戦争では、武器や弾薬を拾う事は敵対の証拠とみなされた。狙撃手たちはわざと武器を落としておいて、それを拾う者があれば交戦した。ワシントン・ポスト紙が引用した法廷文書によれば、 米軍の非対称戦グループは、「導火線、プラスチック爆弾や弾薬」を落としておき、それを拾ったイラク人を殺すことを狙撃兵たちに奨励していた 「撒き餌というのは、敵が使うだろうということが分かっている物を、敵を倒す狙いを持って置いておくことです...基本的に、我々はそうした物を付近に置いておき、監視します。誰かがその物を見つけて、拾い、そしてそれを持ったままその場を離れようとした場合、我々はその人間と交戦します。なぜならば、自分は、彼らがそれを拾ったという事は、彼らがそれを米軍に対して使うだろうという事のしるしだと考えたからであります」 — 米軍第501歩兵連隊第1大隊付選抜狙撃偵察小隊長 Matthew P. Didier大尉の宣誓証言
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