捷運通り魔事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:39 UTC 版)
2014年5月、台北捷運で発生した通り魔事件を受け、嘉瑜は市議会で「もし何者かがMRTに『原爆あるいは核兵器』を持ち込んだ場合、それによる災害の責任は誰が負うのか?」と台北市長の郝龍斌に質疑を行ったが、市長の答弁は「ナンセンスだ。そもそもそのような爆弾を個人が持ち込むことができるのか?核兵器については(国家安全保障の範疇であり)市が負うべき責任ではない」というものだった。嘉瑜は「2002年からこれまで台北捷運公司は延べ80回の海外視察を行っているが、2年後にユニバーシアードを控える台北市でテロ対策についての考察やSOP(手順書、指示書)はあるのか?核戦争が発生した場合、捷運公司は適切な避難誘導を行えるのかということを問い質したかった」と質疑の真意を述べている。壹電視(NextTV)はこれを「原爆を捷運に携行する(攜帶原子彈進捷運列車)」という見出しで報じたが、嘉瑜は自身の発言と異なるとして撤回を要求している。 この噛み合わない質疑応答は世間で弄られる格好の標的となり、台湾電力の広報用Facebookアカウントが二人の質疑シーンを茶化す悪搞を投稿している。
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