台北市長
台北市長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 01:02 UTC 版)
1994年、初めての台北市長直接選挙が実施されると陳は謝長廷を破り民進党の公認を得て立候補した。国民党公認候補は現職の黄大洲であったが、当時国民党から一部勢力が分裂し新党を結成し、趙少康を擁立していたため、国民党票が二分されたこともあり、陳は市長に当選した。 台湾の住民は首都の市長となった陳の政治手腕と民衆に近い政治センスに高い評価を与え、高い支持率の下、陳は台北捷運の建設や下水道をはじめとする治水事業などを実施し、また既得権益に打撃を与える清廉さで支持率は76%を記録した。しかし1998年の市長選では再選を目指す陳に対し、国民党は民衆の支持がある馬英九を擁し、結果として陳はわずかに及ばず落選した。
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