拠点の設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 06:17 UTC 版)
ペアシティ計画以前から、宅地や公園以外の施設を供給することが計画されていた。ペアシティ計画以前の段階では、日本住宅公団の指導により青葉台駅前に建設された1970年に完成した、低層階に商業施設、上層階に日本住宅公団の賃貸集合住宅を持つ複合施設である青葉台プラーザビル(現:青葉台東急スクエア North2・3・4)を除くと、特に拠点性を持つ施設は設置されていなかった。 1966年に策定されたペアシティ計画では、拠点施設の投入提案がなされたが、実際にはペアシティ計画に参加した内井昭蔵の設計による住居施設(桜台コートビレジ、宮崎台ビレジ)や住居商業複合施設(桜台ビレジ)など、「東急ドエル」と呼ばれる集合住宅が建設される程度にとどまっていた。 また、都市機能の充実を目標として1973年に「アミニティプラン多摩田園都市計画」が策定された後、以下のような施設が設置されている。 1975年 - 東急藤が丘ビル(カルチャーセンター・貸会議室・スポーツ施設) 1978年 - さぎ沼とうきゅう(総合スーパー、現:フレルさぎ沼)、東急嶮山スポーツガーデン(スポーツ施設、現:あざみ野ガーデンズ) 1982年 - たまプラーザ東急SC(たまプラーザ東急百貨店を核テナントとしていた。現在のたまプラーザテラスの一部)
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