押し寄せるドライバー世代交代の波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:35 UTC 版)
「2016年のF1世界選手権」の記事における「押し寄せるドライバー世代交代の波」の解説
先述のロズベルグ以外にも世代交代の波は押し寄せて来た。 ジェンソン・バトンは当初2017年をマクラーレンのリザーブドライバーとなって2018年以降に復帰する可能性があると発表されていたが、後に「アブダビGPがラストレースになる」と発言。2000年デビューで17シーズンを戦い現役では最も長いキャリアで、出走数308戦は最多出走記録を持つホンダ時代のチームメイトのルーベンス・バリチェロに次ぐ歴代2位となった。なおバトンはフェルナンド・アロンソが2017年のインディ500に参戦するため、同日に開催される2017年モナコGPに代役として参戦する。 なおフェリペ・マッサはイタリアGPを前にF1引退を表明していたが、ロズベルグ引退に伴うバルテリ・ボッタスのメルセデス移籍を受けて引退を撤回、来季も引き続きウィリアムズから参戦する事になった。 これにより2000年代前半から参戦しているドライバーはマッサの他にキミ・ライコネンとアロンソの3人となり、より一層F1ドライバーの若年化が顕著になった。 なお、この年から満18歳未満のドライバーの参戦を認めないほか、最低2年間は下部カテゴリーでの経験を積む事を要求するなど、参戦資格(スーパーライセンスの発給資格)をより厳格化した。 この年はジョリオン・パーマー、パスカル・ウェーレイン、リオ・ハリアント、ストフェル・バンドーン、エステバン・オコンの5人がF1デビューを果たしている。
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