扱われている期間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 03:44 UTC 版)
士師たちの活動期間を単純に合計すると、以下の通りとなる。 アラム人の奴隷下の8年間(3:8) オトニエルによる解放後の40年間(3:11) モアブ人の奴隷下の18年間(3:14) エフドによる解放後の80年間(3:30) カナン人の奴隷下の20年間(4:3) バラクによる解放後の40年間(5:31) ミディアン人たちに侵略された7年間(6:1) ギデオンによる解放後の40年間(8:28) ギデオンの息子、アビメレクが支配した3年間(9:22) トラが裁いた23年間(10:2) ヤイルが裁いた22年間(10:3) ペリシテ人の奴隷下の18年間(10:8) エフタによる解放後の6年間(12:7) イブツァンが裁いた7年間(12:9) エロンが裁いた10年間(12:11) アブドンが裁いた8年間(12:14) ペリシテ人の奴隷下の40年間(13:1) サムソンが裁いた20年間(15:20, 16:31) 合計410年間。しかし、『列王記』上 6章1節は、出エジプトからソロモンの神殿建設までの期間が480年であることを示しており、ここから エジプト脱出後、荒野でさまよった40年間 ヨルダン川を渡ってからヨシュアが死亡するまでの期間(不明) サウルが王として即位した後の40年間(『使徒行伝』13:21) ダビデが王として支配した40年(『サムエル記』下 5:4, 『列王記』上 2:11) ソロモンが王として即位してから神殿の建設が始まるまでの4年(『列王記』 第一 6:1) などを差し引くと、その期間は358年より短くなるはずであり、『士師記』から求められる410年という期間はこの枠に収まりきらない。そこで、「ある士師の活動期間は別の士師の活動期間と重なっているはずである」、とする見解が一般的である[要出典]。
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