戦乱の影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 02:24 UTC 版)
応仁の乱は幕府権力が崩壊した戦国時代の始まりであるとの古くからの説が一般的であるが、近年では幕府の権威は明応の政変頃まで一応保たれていたという見解もあり、明応の政変以降を戦国時代の始まりととらえる説もある。とはいえ、応仁の乱以降身分や社会の流動化が加速されたことは間違いない。 東洋史学者内藤湖南は講演『応仁の乱に就て』において、応仁の乱前後を「最も肝腎な時代」であると指摘し、「大体今日の日本を知る爲に日本の歴史を研究するには、古代の歴史を研究する必要は殆どありませぬ、応仁の乱以後の歴史を知つて居つたらそれで沢山です」と発言し、古代史学者との間に論争を巻き起こした。
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