成功と人気の拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 20:53 UTC 版)
「ロン・セクスミス」の記事における「成功と人気の拡大」の解説
セクスミスは1997年から2001年までの間に3枚のアルバムをリリースした後、2002年には名作と評価される「コブルストーン・ランウェイ」を発表した。次作「リトリーヴァー」はエリオット・スミスとジョニー・キャッシュに向けて捧げられた作品で、それまで以上にポップ指向を打ち出したものとなっている。2004年には、ドイツの芸術祭典「ルール・トリエンナーレ」内の「センチュリー・オブ・ソング」というコンサート(グラミー賞受賞ギタリストであるビル・フリゼールが主催したもの)に出演した。 2001年5月1日、セクスミスはBBCのテレビ番組「ジュールズ倶楽部」にR.E.M.、オービタル、インディア.アリー、クリアレイクらと共に出演し、ジュールズ・ホランドのピアノ演奏をバックに"ジャスト・マイ・ハート・トーキング"を披露した。彼がこの番組に出演するのはこれで2度目だった。セクスミスの人気は広がり続け、ラジオ上でも成功をおさめ始めていた。 2002年、セクスミスはキンクスの楽曲"ディス・イズ・ホエア・アイ・ビロング"のカバーバージョンをレコーディングした。この音源は、デーモン・アルバーン、ベベウ・ジルベルト、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ等が参加して製作されたレイ・デイヴィスのトリビュート・アルバム「This Is Where I Belong - The Songs of Ray Davies and the Kinks」に、タイトルトラックとして収録された。レイ・デイヴィスは後に、セクスミスのカバーについて「彼の歌声は素晴らしい」との感想を寄せている。2011年6月16日に開催された音楽イベント「メルトダウン・フェスティバル」ではセクスミスとレイ・デイヴィスが同じ舞台に立ち、キンクスの楽曲"ミスフィッツ"を共に演奏した。 同年、セクスミスはカナダのグラミー賞に相当するジュノー賞の最優秀ソングライター賞を受賞した(楽曲は"ホワットエヴァー・イット・テイクス")、 現在[いつ?]、彼の最新作は2011年3月1日にリリースされた「ロング・プレイヤー・レイト・ブルーマー」。
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