愛知県瀬戸市への移転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 23:24 UTC 版)
1982年の東北新幹線・上越新幹線開業に際して与野工場の移転を余儀なくされると、1987年8月20日には愛知県瀬戸市の暁工業団地に本社や生産拠点を移し、11月30日には与野工場が創業時から29年間の役目を終えた。1989年6月19日には赤松利章が第5代社長に就任した。 1997年にはF-45N CNC ハイポイドギヤ成型歯切り盤が財団法人機械振興協会の「新機械開発賞」に輝き、「革新的な機械の技術開発を行い、実用化し、機械工業技術進展に貢献した」と評価された。創業当初から目標としていたアメリカ・グリーソン(英語版)社の開発担当者にもF-45Nは高く評価されている。1998年1月には工作機械・一般歯車部門がISO9001を、自動車部品部門がISO9002を取得した。1998年9月には創立40周年を迎え、トヨタ自動車の森田章義常務などを迎えて産業技術記念館でパーティを開催した。 1999年6月21日には宮谷孝夫が第6代社長に就任した。2000年4月14日にはISO14001を取得した。2003年7月には岐阜県可児郡御嵩町にみたけ工場が竣工した。2006年6月15日には澤田豊が第7代社長に就任した。2007年2月にはトヨタグローバル仕入先総会で技術開発賞を受賞し、2009年2月にも同賞を受賞している。2008年9月28日には産業技術記念館で創立50周年記念式典を挙行した。2015年6月15日には近藤芳弘が第8代社長に就任した。2018年には創立60周年を迎え、『豊精密工業60年史』を刊行した。
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