惑星デルクトゥー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 19:20 UTC 版)
「星界シリーズの登場人物」の記事における「惑星デルクトゥー」の解説
クー・ドゥリン 声 - 松野太紀 デルクトゥーの領民。西ブーキク・ミンチウ団でジントと出会い、親友となる。黒い短髪に、蒼い瞳。気さくで明るい性格。自称「狂信的異性愛原理主義過激派」。ありふれた名前らしく同姓同名が3万人ほどいる。 ミンチウ団の中では、唯一ジントを見送りに来た。この際に貴族としての立場に悩むジントに、「領主なんて、ようは家業なんだから自分のことだけを考えて決めればいい」と言って励ました。また、もし貴族籍を離脱して領民として生きるなら叔父の会社を紹介すると提案した。 3ヵ国連合による占領時に人類統合体の公用語リクパルの勉強をしたが、すぐに断念した。また、もともと宿命遺伝子を持つアーヴに対して疑念を持っていて、人類統合体による「アーヴは機械の部品である」という宣伝の影響でアーヴを嫌うようになった。 会社経営者だった父を伯父(父の実の兄)に殺害されていて、終身刑となった伯父を激しく憎んでいる。このことは彼がアーヴに疑念を持つに至った一因である。現在この会社は叔父(父の実の弟)が経営していて、彼も勤めている。目下の悩みは、自分がまだ相応の知識を身につけていないのに、親戚を大事にしすぎる叔父が責任ある地位を押し付けてくることである。 ジントがデルクトゥーを再訪した際に家臣の誘いを受けたが、前述の疑念を話して断った。ただし、それで友人関係が壊れたわけではない。また、近いうちに独立を考えているので共同経営者としてならいつでも歓迎すると話した。なおこの際に、ディアーホの仔のうち縞模様の仔を引き取って育てている。 マイン・タクリス ジントやドゥリンと同じ西ブーキク・ミンチウ団に所属していた少年。所有している「記憶片」の内容から特殊な性嗜好の持ち主であることが窺い知れる。 ミルン・ディステル 帝国暦951年当時は西ブーキク・ミンチウ団の最年少団員。ドゥリンによると現在は酒豪らしい。
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