惑星ジージョの不法入植種属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 00:17 UTC 版)
「知性化シリーズ」の記事における「惑星ジージョの不法入植種属」の解説
グレイバーを除く6種属は「属際連盟」を構成している。 グケック 脚の代わりに横に並んだ2個の車輪を持つ生物。原因は不明ながらジョファーの恨みを買っており、ジージョ以外の銀河社会では既に絶滅している。 トレーキ ポアにより知性化されたのち、オアイリエによる再改造を拒んで逃げ出した者たち。統制環がないために強力な自我を持たず、常に一人称複数形で思考する。様々な化学物質を合成する能力(を備えた嚢環)を持つことからジージョでは薬剤師などの仕事に就いているが、ジョファーそっくりの姿をしているため新しい種属がジージョへやってくるたびに誤解され、時には悲劇も起きた。 グレイバー ジージョに入植後、準知的生物へと退化した種属。他の不法入植種属の間にも、グレイバーの後を追って退化することで不法入植の罪を許され、いつの日か再び知性化されることによって救済されるという思想が広まっている。 ケウエン ヒトデのような放射相称の体構造を持ち、甲殻類のような外骨格に覆われた生物。 フーン 大きなのどぶくろを持つ、ヒトに似た生物。銀河社会のフーンはアースリングに敵対とは行かないまでも非好意的な、陰気な官僚的種属だが、ジージョに住むフーンは歌を愛する陽気な船乗りたちである。 ウル 4本の脚と2本の腕を持つケンタウロスのような生物。雄は大人になっても雌よりずっと小さく、雌の体にある左右一対の育児嚢の中で暮らしている(子供ができると追い出される)。 ヒト 『サンダイバー』前後の時期に、最悪の事態に備えて地球の文化を保存するために送り出された。ネオ・チンパンジー(知性化初期の段階に止まっており、話すことはできない)もいるが、属際連盟の正式メンバーには含まれていない。
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