臨床的には、大量の飲酒により生命に危険を生じた状態を急性アルコール中毒としており、低体温、低血圧、頻脈、呼吸抑制、尿便失禁等の症状があります。ビール中瓶を4~5本飲んだ量に相当する160mg/dl以上の血中アルコール濃度から中毒の可能性があり、ビール10本程度に当たる410mg/dl以上では中毒死のリスクがあります。特に女性、体の小さな人、少量のお酒でも顔が赤くなる人(赤型体質)、高齢者、未成年者を含む若年者、普段お酒を飲みなれていない人ではリスクが高くなります。急性アルコールになったときには、左側臥位にして、嘔吐物による窒息をふせぎ、早急に救急車を呼びましょう。東京都内だけで毎年1万人以上の方が急性アルコール中毒で救急搬送されています。特にイッキ飲みなど、短時間で大量の飲酒があったケースでは、急激に症状が悪化しやすく、死亡することもあります。
急性アルコール中毒
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