応募と選考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 15:04 UTC 版)
ピューリッツァー賞はメディア内の全該当作品を自動的に考慮するのではなく、具体的に応募されたものだけで選考を行う(各部門応募ごとに75ドルの参加料が必要)。応募は、特定の賞部門の少なくとも1つに該当している必要があり、単に文学的または音楽的であることでは応募資格を得られない。作品はまた、その性質に関わらず、最大2部門にだけ応募することが可能である。 ピューリッツァー賞理事会によって毎年102人の審査員が選ばれ、賞の21部門に対してそれぞれ審査員20人が選考を務める。 1人の審査員が写真賞も両方推薦する。ほとんどの審査団は5人組で構成されている(公益、調査報道、解説報道、特集記事、論説部門を除く、こちらは7人)が、文学書籍の審査団は全て最少メンバーが3人である 。各賞の部門で、審査員は3件の最終候補推薦(ノミネーション)を行う。 理事会はその推薦候補から過半数票をもって受賞者を選ぶ、もしくは推薦候補を無視して75%の多数決をもって別の応募作品を選出する。 理事会は、受賞者なしにする投票も可能である。理事会とジャーナリズム部門の審査員は、この活動を無償で行う。 しかしながら、文学、音楽、戯曲の審査員は年間2000ドルの礼金を受け取り、各議長は2500ドルを受け取る。
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