彼女が水着に着替えたらとは? わかりやすく解説

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彼女が水着にきがえたら

(彼女が水着に着替えたら から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/02 08:33 UTC 版)

彼女が水着にきがえたら
監督 馬場康夫
脚本 一色伸幸
原作 ホイチョイ・プロダクション
製作 三ツ井康
相賀昌宏
出演者 原田知世
織田裕二
音楽 サザンオールスターズ
主題歌 サザンオールスターズ
さよならベイビー
撮影 長谷川元吉
中村宏治
編集 冨田功
製作会社 フジテレビジョン
小学館
配給 東宝
公開 1989年6月10日
上映時間 103分
製作国 日本
言語 日本語
配給収入 8億円[1]
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彼女が水着にきがえたら』(かのじょがみずぎにきがえたら)は、1989年に公開されたホイチョイ・プロダクションズ原作、原田知世主演の日本映画

概要

私をスキーに連れてって』『波の数だけ抱きしめて』と共に、バブル時代に公開されたホイチョイ・プロダクションズ原作の『ホイチョイ3部作』の第2作。

ウィンタースポーツをテーマにした前作とは代わってマリンスポーツをテーマにし、湘南エリアと東京湾内を中心にロケが行われた。バブル景気絶頂期の作品らしく、広告代理店電通が中心になって行った、プロダクトプレイスメントを目的とした企業タイアップが非常に多いのが特徴である。


ストーリー

アパレルメーカーに勤める田中真理子は、同僚の石井恭世からクルーザーパーティに誘われる。二人は相模湾で仲間とダイビング中にはぐれてしまう。もとのポイントを求めて彷徨ううちに、偶然海底深くに沈むダグラス DC-3型機の残骸を見つけるが、危うく遭難しかけたところをヨット「ツバメ号」の大塚と吉岡文男に救助される。

ツバメ号の仲間が集うクラブで、二人は壁に飾られた飛行機の写真を目にする。それは自分たちが海底で見つけたDC-3であり、その機体には朝鮮戦争時に宝石を積んで墜落した「ドラゴンレディ」と呼ばれるチャーター機であることが判明する。真理子らの発見をきっかけに、宝をめぐってクルーザーの乗員やツバメ号のメンバー、さらに正体不明の第三の勢力が入り乱れる争奪戦が始まる。やがて真理子と吉岡は次第に行動を共にし、危険な状況を切り抜けながら事件は終結へと向かっていく。

出演

スタッフ

音楽

※発売元は全てタイシタレーベル

プロダクトプレイスメントで登場するアイテム

ロケ地

エピソード

  • 海の中のシーンは相模湾ではなく沖縄で撮影された。
  • マリンスポーツがテーマの映画にもかかわらず、相模湾ロケの時期の都合から海のシーンの多くが曇り空である。
  • カーチェイスのシーンで道路交通法に違反する部分、水上オートバイとボートのチェイスのシーンで海上交通安全法に違反する部分がある為、映画の最後に注釈が書かれている。
  • ヨットの名称ツバメ号とアマゾン号はアーサー・ランサムの児童文学へのオマージュである。
  • 主人公の名前「田中真理子」は、次作『波の数だけ抱きしめて』の主人公に引き継がれている。また「真理子」は、前作「私をスキーに連れてって」で出演している原田知世の実姉「原田貴和子」の役名でもある。
  • 主役オーディションが豪華で織田裕二の他に江口洋介、東幹久、伊原剛志、永瀬正敏、椎名桔平、吉田栄作、竹内力と後の主役級が軒並み参加した。

関連商品

VHS
「彼女が水着にきがえたら」(1991年6月21日)
DVD
「彼女が水着にきがえたら」(2003年11月19日)
Blu-ray
「彼女が水着にきがえたら」(2022年9月7日)

脚注

  1. ^ 「1989年邦画3社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報1990年平成2年)2月下旬号、キネマ旬報社、1990年、176頁。 

関連項目

外部リンク




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