影響をうけた人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 09:44 UTC 版)
丸山がフランスの作家ジュリアン・グリーンの研究から出発したことを、丸山の視座を決定した要因として重視する指摘がある。 丸山の後期の著作では、ソシュールと並びジャック・ラカンへの肯定的な言及が多い。 晩年の丸山は、言語と存在について井筒俊彦と共通する認識を有し、井筒を高く評価した。さらに阿頼耶識など深層意識のモデルに関する井筒の考え方を、自らのモデル構築において参照した。ただし、丸山は芸術・創造活動への関心が強く、自らのモデルも、神秘主義ではなくその面から論じた。
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