引き揚げ、再装備と新たな就役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/28 06:03 UTC 版)
「ヴィルヘルム・バウアー (潜水艦)」の記事における「引き揚げ、再装備と新たな就役」の解説
バルト海の底に沈んで10年以上経た1957年6月にU-2540は引き揚げられキールのホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船でオーバーホールを施された。ドイツ連邦海軍で調査船として就役すると、1960年9月1日から1968年8月28日まで試験艦(241型)として使用された。オーバーホール後に再進水したときに本艦は、1850年にアウグスト・ホヴァルト(August Howaldt)によりキールで製作されたドイツで最初の潜水艦「ブラントアウヒャー」(Brandtaucher)を設計したヴィルヘルム・バウアーの名に因んでその名を命名された。1970年5月に再度就役し、今度は民間人の乗組員による運用で206型潜水艦の技術実証試験を実施するためのテストベッド艦として使用された。1980年5月6日に駆逐艦Z-3と潜航中に衝突した後、11月18日にエッカーンフェルデ(Eckernförde)で役務から外され、最終的には1982年3月15日に退役となった。
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