引き上げと展示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 00:44 UTC 版)
「ヴァーサ (戦列艦)」の記事における「引き上げと展示」の解説
1950年代に入って、バルト海は水温や酸素濃度が低く、フナクイムシが生息していないことから、ヴァーサの船体が朽ちることなく復元可能な状態で沈んでいる可能性が持ち上がった。アマチュア考古学者アンデシュ・フランツェーン(英語版)の尽力もあり、ヴァーサは沈没から333年経った1961年、ついに引き上げられた。長期にわたる復元作業の後、1988年12月からヴァーサ博物館にて展示中。船体や調度などが非常に良く原形を残しており、当時の戦列艦の姿、建造方法、設備などを知る貴重な資料を提供している。 ヴァーサの甲板 ヴァーサの砲門 豪奢なヴァーサの艦尾 ヴァーサの船体、断面 ウィキメディア・コモンズには、ヴァーサ (戦列艦)に関連するメディアがあります。
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