弓曳童子
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現存するオリジナルは2体で、いずれも田中久重の製作。人形が矢立てから矢を取り、弓にセットして的に当てる座敷からくり。 人形の動作はぜんまいとカム、レバー、糸によって制御され、自動的に4本の矢を射ることができる。「田中久重によって、そのうち1本は的を外すように細工してある」との説明が一般に広まっているが、これは誤り。実際には、人形を修復した際に付属している矢をすべて新しく作りなおしており、「新しく作った矢のうち1本が、たまたまうまく飛ばない」というのが事実。ちなみに、人形が座っている台座部分に取り付けられている小さな唐子(中国風の衣装を着た人形)と、唐子が回すハンドルの機構も、修復前のオリジナルには存在しなかった。この部分は修復の依頼者の意向により、新たに取り付けられたもの。弓曳童子は、文字書き人形と並んで江戸からくりの最高傑作のひとつと言われている。 東野進が、平成2年(1990年)に徳川家から1体を発見し、平成3年(1991年)に伏見の前川家からもう1体を発見し、峰崎十五によって修復・復元された。現在、徳川家旧蔵の弓曳童子はトヨタ産業技術記念館に、前川家旧蔵の弓曳童子は久留米市教育委員会(田中久重の故郷)に所蔵されている。同じ動きをする組立て模型キットが学研より発売されている。平成25年(2013年)機械遺産61号に認定された。
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弓曳童子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:25 UTC 版)
1990年代に徳川家と前川家で発見された2体の「弓曳童子」は峰崎十五によって修復・復元された後、それぞれトヨタ産業技術記念館(名古屋市)と久留米市教育委員会によって所蔵されている。 久留米市教育委員会が所有する弓曳童子は補修を施し復元させた大阪寝屋川市の東野進氏より5000万円で購入した。
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