建設決定と地元住民らによる反対運動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 09:50 UTC 版)
「川永野町」の記事における「建設決定と地元住民らによる反対運動」の解説
2011年3月25日には廃棄物処理法に基づき鹿児島県は鹿児島県環境整備公社に対して設置許可を出し、4月14日には鹿児島県、鹿児島県環境整備公社、薩摩川内市の三者による環境保全協定が締結された。国からの補助金交付が確定した後に着工するとしており、6月29日に補助金交付が内定したのを受け鹿児島県環境整備公社は7月中旬ごろに着手すると発表した。 同年7月11日に着工することが決定したが、着工日当日に建設予定地に反対派住民が集まっていたため、安全確保を理由として、現地において測量などの作業を行わず、現地事務所に掲げる予定であった看板を別の場所に設置し、予定通り7月11日に着工したと発表した。その後暫く現地事務所に看板は掲げられず、作業も行われなかったが着工より9日経った7月20日の早朝に現地事務所に看板などを掲示した。 その後も大原野自治会の反対派住民及び、いちき串木野市にある冠嶽山鎮国寺頂峯院を中心とした冠嶽の霊山性を守る会、冠嶽水系の自然と未来の子ども達を守る会などが着工に反対しており、2011年7月11日の着工以来2011年9月16日まで作業は行われていなかったが、同月17日に看板の取り付け等を行い、住民や市民団体の抗議活動が行われる中、同月20日から本格的な工事が開始された。2014年12月20日に竣工式典が行われ、2015年1月からの稼働開始した。
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