座席指定列車「京王ライナー」
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「京王電鉄」の記事における「座席指定列車「京王ライナー」」の解説
詳細は「京王ライナー」を参照 京王電鉄は2015年の中期3カ年経営計画(2015年度〜2017年度)で、有料座席指定列車導入の検討を始めたことを発表しており、2016年3月16日には2018年春より5000系 (2代)を充当する形で、平日及び土休日の夜間帰宅時間帯に、京王線新宿発京王八王子行および橋本行のそれぞれ片道のみにおいて運行することが正式に発表された。 2017年4月27日から5月19日まで、この有料座席指定列車の愛称投票を実施し、京王電鉄の新サービスであることをシンプルに表現した「京王ライナー」、「smart(気の利いた)」サービスを表現した「京王スマートライナー」、「prime(最上の)」サービスを表現した「京王プライムライナー」、「luxury+express(贅沢な・急行列車)」からの造語である「Luxpress(ラクスプレス)」、「west+star(東京都西部を走行・人気)」からの造語である「WESTAR(ウェスター)」の5つの候補の中から、最多得票約6,300票(総数約2万4,000票)を獲得した「京王ライナー」に決定したことが2018年1月24日に発表された。同年2月22日のダイヤ改正より運行を開始している。 京王ライナーの送り込みは、平日は回送となっているが、休日は東京競馬場での中央競馬開催日(特に最も混雑する日本ダービー(東京優駿)等のGIレース開催日)と、中山競馬場での開催ながら東京競馬場での場外発売では最も来場者が多い有馬記念の開催時限定で、府中競馬正門前発京王線新宿行き臨時準特急(東府中駅臨時停車)となっている。 2018年11月には、高尾山観光客向けとして、京王ライナー用の5000系を使用し、臨時列車扱いで高尾山口発の座席指定列車「Mt.TAKAO号」京王線新宿行が運転されている。 2021年10月30日から、土休日のみ「Mt.TAKAO号」「京王ライナー」はともに明大前駅に停車する。なお、平日は通過(運転停車)する。 2022年3月12日に行われるダイヤ改正より、平日においても明大前駅が停車駅に追加された。また「Mt.TAKAO号」は通年運転となった。
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