幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 05:02 UTC 版)
「私立学校」の記事における「幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校」の解説
学校教育法(法律)・学校教育法施行規則(省令)に基づいて公示される幼稚園教育要領(告示)・学習指導要領(告示)は、法令に特別の定めがある場合を除き、すべての学校が満たさなければならない教育課程の基準である。 教育行政上、公立の幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校は、教育要領・学習指導要領から逸脱することはきわめて困難であるが、国立および私立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校は、教育要領・学習指導要領からの逸脱が容易である。そのため、各校独自の方針に基づいた斬新的な教育課程を編成することも可能である。ただし、教育法学の見地からは、教育要領・学習指導要領は、国立・公立・私立を問わずに等しく適用されることとなっている。 学校教育法施行規則の別表、教育要領・学習指導要領は、教育課程の最低基準を定めたものであるので、学校週5日制を実施せず、土曜日も授業を行っても法令・告示上とも、問題はない。また、宗教教育を施すことも可能なため、学費の高さや、幼稚園受験・小学校受験(お受験)や中学入試をもってしてもこれらの特徴がある私立学校へ入学する傾向もある(特に都市部)。 中学受験・高校受験倍率の高い私立学校には、大きく分けて次の2種類がある。 附属校タイプ 「附属学校#私立大学の附属学校」を参照 進学校タイプ - 学力重視の教育をしており、難関大学への一般入試での合格者が多い学校。 また、上記の2タイプを兼ね備えた学校も存在する。 私立学校の教員採用に関しては、各校が独自の採用方法を採っている。だが、地域によっては私学協会が私学適性検査を実施していることがあり、教員への応募者は、これを受けてエントリーすることもある。
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