幼少期からパリ留学まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:14 UTC 版)
古市公威は、姫路藩士・古市孝の長男として1854年(嘉永7年)に江戸の藩屋敷で生まれた。1869年(明治2年)に旧幕府の開成所を復興し開校した開成学校に入学し、1870年(明治3年)には姫路藩の貢進生として大学南校(旧開成学校)へ進学した。1873年(明治6年)には開成学校に設置された諸芸学科へ進学、1875年(明治8年)、諸芸学修行のため文部省最初の留学生として欧米諸国へ派遣されることとなった。1879年(明治12年)8月、フランスの中央工業大学(エコール・サントラル)を卒業して工学士の学位を受領、同年にはパリ大学理学部に入学、翌年には同校を卒業して理学士の学位を受領している。
※この「幼少期からパリ留学まで」の解説は、「古市公威」の解説の一部です。
「幼少期からパリ留学まで」を含む「古市公威」の記事については、「古市公威」の概要を参照ください。
- 幼少期からパリ留学までのページへのリンク