幼少期からギターとの出会いまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 00:51 UTC 版)
「安達久美」の記事における「幼少期からギターとの出会いまで」の解説
生まれ育った大阪泉州はだんじり祭で有名な地域であるが、その稽古場の隣に安達の実家があったため、毎年祭の前になると、太鼓や笛の音を聞きながらすごしていた。 5歳上の兄とは、いつも一緒に外で遊ぶほど、仲が良く、憧れの念も抱いていた。幼少の頃から他の女の子が興味を示すものにはあまり関心がなく、むしろF1レースなどのモータースポーツが好きだった。あるとき親から人形を買ってもらったが、遊び方がわからず、うっかり人形の目を外してしまったというエピソードもある。外で遊ばないときは、テレビゲームに熱中したこともあったが、意地をはってしまう性格が災いして、体調を崩すほどやりこんでしまったこともあった。 安達が11歳のとき、兄が自分の手の指を大けがするということがあった。その後、兄の友人が「リハビリになれば」と、エレキギターをプレゼントした。奇しくも世間は、所謂第二次バンドブームの渦中であった。ギターに興味をもった安達は、兄のいないときにこっそりそれを拝借して練習を重ねた。弾き方は兄の見よう見まねで習得。教則本を使って練習していた兄とは対照的に、完全に自己流で練習に打ち込んだ。有名な楽曲も「耳コピ」で覚えてマスターした。
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