幻魔妖怪ンダモ支丹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:31 UTC 版)
「薩摩剣士隼人の登場人物」の記事における「幻魔妖怪ンダモ支丹」の解説
「ヒンデレコンソワカ」と呪文を唱え幻魔宝珠ヤッセンボールを使うと現れる、ヤッセンボーが生み出した、恐怖を生み出すものとして人を脅かすため、つくられし姿の妖怪。上半身だけの雲に乗った姿をしており、薄い霧と共に現れる。「ンーダモシターン」という言葉を発しながら向かってくるが、物理的な干渉をする力はないため見た目で驚かす事しか出来ない。青鬼の「茨木童子)」、頭部から腕にかけ赤い毛が生え、牙が生え耳が尖った人面の獣の「頬紅太郎(ほおべにたろう)」、口周りと頭頂部の周辺に毛が生え河童に似た緑の妖怪「てれめんちっぺい」、梟に似た、首が回転し、白く立派な眉が生え、眼が異様に大きい青い鳥「コノツキトッコウ」、鬼のような角が生えた人面の蟹「山辺赤蟹(やまべあかがに)」、青い毛をした三つ目の猿「三眼猴猿(みつめこうえん)」がいる。第一部完結編では、ヤッセンボーがワッゼエ(凄い)ヒンデレコンソワカと呪文を唱え、ヤッセンボールで作り出した大きな闇の塊から、複数の巨大な大ンダモ支丹が出現。攻撃が素通りする体で暗黒波動弾を大量に撃ち、鹿児島中あちこちで暴れまわったが、鹿児島人たちの希望を集めたコンコンパクトから発せられた光により、禍々しい姿から愛嬌のある姿へと姿を変え、笑顔で消えていった。第二部からもヤッセンボーからヤッセンボールで召喚され、従来の禍々しい姿で再登場している。 なお、登場している妖怪は『大石兵六夢物語』などにおいて大石兵六を脅かすため白狐が化けた妖怪の模様。
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