幻のアニメ化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 19:25 UTC 版)
詳細は「W3事件」を参照 当作品は虫プロダクションによりアニメ化が検討されていたが、東映動画より設定の酷似した『レインボー戦隊ロビン』が企画されたため、タイトルはそのままに大幅に設定を変えることとなった。しかし、またしても設定の良く似たアニメが『宇宙少年ソラン』として制作されたため、虫プロはタイトルから抜本的に設定を練り直し、その結果生まれたのが『W3』である。 アニメ化にはならなかった『ナンバー7』であるが、その設定は初代アニメ版『鉄腕アトム』の第56話「地球防衛隊」に流用されている。また1964年7月26日公開の劇場版『鉄腕アトム 宇宙の勇者』にカラーでブロウアップ公開、更に1980年3月20日には『鉄腕アトム 地球防衛隊』として、本作を独立して公開された。 なおアニメ版は原作とは次の様な相違点がある。 舞台となっている年は、アニメ版『アトム』の舞台である「2013年」(劇場版では「世界暦2004年」) 地球防衛隊基地は月面に設置されている。 ナンバー7の本名は「大島七郎」から「宮本武蔵」(声 - 北條美智留)に変更。これはナンバー5こと佐々木小次郎との対比のため。 コスミ博士(声 - 熊倉一雄)の秘書は「キミコ」から「ハルコ」に変更、キャラも一新し、また「宇宙人のスパイ」という設定はなくなった。
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