常楽寺 (久喜市)とは? わかりやすく解説

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常楽寺 (久喜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 01:46 UTC 版)

護摩山常楽寺(常樂寺)
本堂(2011年12月)
所在地 埼玉県久喜市青毛上青毛1147
位置 北緯36度04分26.8秒 東経139度41分35.0秒 / 北緯36.074111度 東経139.693056度 / 36.074111; 139.693056座標: 北緯36度04分26.8秒 東経139度41分35.0秒 / 北緯36.074111度 東経139.693056度 / 36.074111; 139.693056
山号 護摩山[1]
院号 光明院[1]
宗旨 新義真言宗[1]
宗派 新義真言宗智山派
本尊 大日如来[1]
創建年 1612年以前(慶長17年以前)[注釈 1]
開山 弘賢[1]
公式サイト 護摩山光明院 常楽寺
法人番号 6030005004401
常楽寺
常楽寺 (埼玉県)
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常楽寺(じょうらくじ)は、埼玉県久喜市青毛上青毛にある寺院である。山号は護摩山(ごまざん)、院号は光明院。[2]新義真言宗智山派

歴史

本山は埼玉県幸手市に所在する正福寺であり、開創は1596年慶長元年)、開山は1612年慶長17年)以前に弘賢により開かれた新義真言宗智山派の寺院である。[3][4]本尊大日如来である。

大日堂

大日堂(2011年11月・地図

大日堂(だいにちどう)は久喜市青毛4丁目(旧地名:青毛中島)にある仏堂である。

この大日堂には大日如来が安置されており、常楽寺の管理となっている。主な行事として「お開帳」がある。「お開帳」は12年に一度、3月4日に行われ、本尊の大日如来(「お竹大日様」)が開扉される。この行事は3日間あり、初日の3月3日が準備日であり大日堂にを立て、その入口にの葉をにした凱旋門を設ける。翌4日が中日と呼ばれ行事の中心の日である。午前10時に地区の人々が行列を成して常楽寺を後にし、1時間ほどをかけ大日堂まで練り歩く。到着すると僧侶による読経護摩焚きが行われる。最終日の5日が片付けを行う日とされている。近年では2006年平成18年)がこの「お開帳」の年になっており、1982年昭和57年)の「お開帳」の際には未就学児による稚児行列が催された。[5]

この他、「星祭り」という行事がある。この行事は12月22日に読経を行ってもらい、厄除けお札を受け取るというものである。かつて1955年(昭和30年)頃まではこの日に漫才師浪曲語り東京方面より大日堂境内に招き入れ、地域の楽しみの一つとなっていた。[6]

境内

交通アクセス

常楽寺
  • 久喜駅東口より朝日バス(のりば1)より「青葉団地循環」・[KU16]「幸手駅西口行き」に乗車、「県営住宅入口(乗車約10分)」下車、北方へ徒歩約3分(道程約250m)。運賃は190円。
  • 久喜駅東口より久喜市内循環バスのりばにて「野久喜・吉羽循環」に乗車、「ふれあいセンター久喜(乗車約14分)」下車、北方へ徒歩約3分(道程約250m)。運賃は100円。1日乗車券は200円。(市内循環バス 久喜市ホームページ)
  • 幸手駅西口より朝日バス[KU16]「久喜駅東口行き」に乗車、「県営住宅入口(乗車、約9分)」下車、北方へ徒歩約3分(道程約250m)。運賃は210円。
大日堂
  • 久喜駅東口より朝日バス(のりば2)より「吉羽・栗原・青毛経由 朝日バス車庫行き」に乗車、「青毛4丁目(乗車約20分)」または「青毛2丁目(乗車約20分)」にて下車、エンゼル公園の北方へそれぞれのバス停より徒歩約3分(距離約300m)。[7]運賃は180円。
  • 幸手駅西口より西方へ徒歩にて約15分。(道程約1km)。

周辺

脚注

脚注

  1. ^ 開山弘賢慶長17年示寂[1]

出典

  1. ^ a b c d e f 新編武蔵風土記稿 青毛村.
  2. ^ 『久喜市史 民俗編(275ページ)』 久喜市史編さん室 編集 埼玉県久喜市 発行 平成3年3月25日 発行
  3. ^ 『久喜市史調査報告書 第3集 久喜の祭りと行事(88ページ)』 久喜市史編さん室 編集 久喜市 発行 昭和59年3月25日 発行
  4. ^ 『久喜市史 通史編 上巻(776~781ページ)』 久喜市史編さん室 編集 埼玉県久喜市 発行 平成4年1月20日 発行
  5. ^ 『久喜市史調査報告書 第3集 久喜の祭りと行事(24ページ、26ページ)』 久喜市史編さん室 編集 久喜市 発行 昭和59年3月25日 発行
  6. ^ 『久喜市史調査報告書 第3集 久喜の祭りと行事(81ページ)』 久喜市史編さん室 編集 久喜市 発行 昭和59年3月25日 発行
  7. ^ 大日堂周辺 ちず丸リンク - 昭文社ホームページ

関連文献

外部リンク




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