常楽寺 (川崎市)とは? わかりやすく解説

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常楽寺 (川崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/28 06:33 UTC 版)

常楽寺
所在地 神奈川県川崎市中原区宮内4-12-14
位置 北緯35度35分11.5秒 東経139度38分41秒 / 北緯35.586528度 東経139.64472度 / 35.586528; 139.64472座標: 北緯35度35分11.5秒 東経139度38分41秒 / 北緯35.586528度 東経139.64472度 / 35.586528; 139.64472
山号 春日山
院号 医王院
宗派 真言宗智山派
本尊 大日如来
創建年 奈良時代
開山 行基
別称 マンガ寺
札所等 玉川八十八ヶ所霊場26番札所
法人番号 4020005007308
常楽寺
常楽寺 (神奈川県)
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常楽寺(じょうらくじ)は、神奈川県川崎市中原区にある真言宗智山派寺院

歴史

奈良時代聖武天皇御願所として、行基によって開山されたといわれている。境内からは古墳時代土師器が出土しており、古くから人が住んでいたことが推測できる[1]

平安時代、当地一帯は藤原宗家荘園「稲毛荘」であった。1171年承安元年)の「稲毛荘検注目録」に記載されている「新御願寺」は当寺のことといわれている[1]

1968年昭和43年)の解体修理の際に、襖絵として漫画家による漫画が奉納されたことから「マンガ寺」の別名もある[2][1]

当寺周辺は自然が多く残されているということで県の天然記念物に、また歴史的遺産が残っていることで市の重要史跡に指定されている[2]

文化財

  • 春日神社、常楽寺及びその周辺の樹叢(神奈川県指定天然記念物 平成4年2月14日指定)[3]
  • 木造釈迦如来坐像(川崎市重要歴史記念物 昭和43年2月10日指定)[4]
  • 木造聖観世音菩薩立像(川崎市重要歴史記念物 昭和43年2月10日指定)[5]
  • 木造十二神将立像(川崎市重要歴史記念物 昭和49年2月19日指定)[6]
  • 春日神社・薬師堂・常楽寺境内及びその周辺(川崎市重要史跡 昭和44年12月4日指定)[7]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b c 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年、24-26p
  2. ^ a b 常楽寺川崎市
  3. ^ 神奈川県文化財目録(市町村別)神奈川県、19p
  4. ^ 木造釈迦如来坐像川崎市
  5. ^ 木造聖観世音菩薩立像川崎市
  6. ^ 木造十二神将立像川崎市
  7. ^ 春日神社・薬師堂・常楽寺境内及びその周辺川崎市

参考文献

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年



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